がくあじさい (額あじさい)  

学名  Hydrangea macrophylla f. normalis (H.macrophylla var.hattoriana, Hortensia macrophylla f.normalis)
日本名  ガクアジサイ
科名(日本名)  アジサイ科
  日本語別名  ガク(額)、ガクバナ、ガクソウ、ハマアジサイ、ズイノキ、シロズイ
漢名  山繡毬(サンシュウキュウ,shānxiùqiú)
科名(漢名)  繡毬花(シュウキュウカ,xiùqiúhuā)科
  漢語別名  
英名  
2008/07/01 小石川植物園
 アジサイ H. macrophylla f. macrophylla の原種。

 園芸品種に、次のようなものがある。
  フイリガクアジサイ 'Maculata'
  シロフイリガクアジサイ 'Shiro-fuiri-gakuajisai'
  ハチジョウチドリ(八丈千鳥) 'Hachijochidori'
  ミカンバガクアジサイ 'Mikanba-Gaku-Azisai'
   
 アジサイ属 Hydrangea(繡毬 xiùqiú 屬)については、アジサイ属を見よ。
 和名は、花序の周囲に額のように装飾花をつけることから。
 日本における定説では、ガクアジサイは日本の固有種で、房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島・小笠原に自生し、浜辺近くの樹林に生ずる。そのほか、御前崎・伊良湖崎・知多半島・紀伊半島南部・足摺岬などに野生状態のものがある。
 中国の『植物智』によれば、漢土でも浙江莫干山・廣東島嶼部の山谷渓辺に自生するという。
 古くから庭木として栽培。
 観賞用によく植栽する。
 むかし枝から髄を取り、灯心に用いた。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「山椒(さんせう)るひ」に、「がく あぢさいのひとへ也。色、白と浅黄」と。
フイリガクアジサイ 'Maculata'  2008/07/01 小石川植物園

シロフイリガクアジサイ 'Shiro-fuiri-gakuajisai'
   2023/06/21 神代植物公園 

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